サーモンスイム
サケの遡上、そのまっただ中を泳いでみる
サケは遡る、という事実
サケは自らの生まれた川を遡り、卵を産み一生を終える・・・ 誰しもが学校で学び、映像として幾度と無く見聞きしてきた、日本人にとってはさも当たり前かのような事実。しかしそんなサケの一生がどれほど過酷な旅であり、彼らがどれほど力強くそして感動的か、実感として知っている人がどれほどいるだろうか。昨秋、僕は予定がポッカリと抜けてしまった日程がたまたまサーモンスイム可能だったので、これはチャンス!とばかりに岩手在住クマちゃんにガイドをお願いし、その営みの一端を目の当たりにしてきた。

体当たりされて感じる彼らの生命力
到着後、ひとまずクマちゃんの住む花巻周辺の川を観察。早速川床にサケを発見した。
懸命に遡上して来たサケ達はようやくパートナーとペアになり、コロニーを作っている。
そのサケ達は、いまにも力つきようとしているのが橋の上からでも確認できる。
4〜5年前にこの川で生まれ大海原を航海した後、再び生まれた場所に帰る事が出来るのは、
一体どのぐらいの確率なのだろうか。
驚くべき事に河口から200km以上も遡るサケもいるという。
ひとしきり岸から撮影した後、河口方面へ向かった。
気温は低いが天気は良く、穏やかな日差しが気持ちいい。早速川の中へと入っていく。
最初は横着して中腰で観察&撮影しようとしていたが、大量にいるサケはどんどん逃げていく。
仕方ない、意を決して水中へ!するとサケ達は人間の存在を忘れたかのように上流へ上流へと向かい始めた。
僕の体にビシバシと当たっては通り過ぎ、決死の旅路へと挑む彼ら。
思ってた以上に大きく、力強いサケ達にはただただ感嘆するばかり。
流れに逆らいながらこっちも必死の思いでシャッターを切る!
感動を分かち合うために
話しとしては良く知っているが故に、思いがけない生命の神秘に感動してしまったサーモンスイム。実は誰もがその現場に入れる訳ではない。長年漁協との折衝に骨を折り、地元有力者と常に良い関係を築いている現地ネイチャーガイド、クマちゃんがいて初めて成立する話。日本でもサケの遡上を全身で体感できるプログラムを行える人物は数人といないだろう。年に数週間、週末となれば2〜3回のチャンス、その貴重な体験を誰かと共有し感動を分かち合えたらという思いから、今年は参加者を集って岩手へ行こうと思いたった。幸いにもクマちゃんはダイビングショップを運営する立場。そのプログラムの一環として岩手初の試みであるサーモンスイムプログラムを開催するに至った。受け入れ態勢は万全だ!
岩手の秋
見所満載、晩秋の岩手(製作中)

素晴らしい紅葉と、目の前に広がる大自然。
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リンゴの季節。クマちゃんの生家でピッキングも。
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ホタテなど、三陸で採れる新鮮な海の幸を堪能。
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秘湯、名湯、温泉宿でリラックス。
道中には魅力的な温泉がいっぱい!
もちろん立ち寄っていきます。
たとえば...
大沢温泉
昭和の雰囲気満載で花巻ローカルに大人気。
湯治部(自炊部)での宿泊は川沿いの露天風呂が入り放題で2,900円!
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/107854/107854.html
↑今年は日程のところがフルブッキングに。残念・・・
鉛温泉
この温泉、知る人ぞ知る名湯。
週末5,000円のプラン。もちろん日帰りも可。
食材を用意していってみんなでわいわい鍋!なんかもあり。
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/9536/9536.html
※宿泊はクマちゃん家も可能です。土壁、田舎の民家体験!
ネイチャーガイド
岩手マイスター、クマちゃんこと佐藤寛志氏
今回お世話になるガイド、クマちゃんは岩手生まれの岩手育ち、生粋の岩手人だ。僕とクマちゃんはタイのタオ島、ビッグブルーで共に働いていた仲間。僕がフォトグラファーとして独立するにあたって日本へ帰国したのと同時に、彼も自らのダイビングショップを地元花巻で立ち上げるためビッグブルーを卒業した。以後、クマちゃんとはことあるごとにコンタクトを取り、マーシャル諸島共和国へは幾度となく一緒に足を運び、時には岩手に赴き大変お世話になっている。春から秋にかけては花巻を中心に岩手や日本海側の秋田、冬場になるとタイ、アンダマン海のカオラックで水中ガイド、インストラクターとして活躍。跳んで走れる180cmの130kg。日本人離れしたその体格と彼本来の温和な性格から醸し出される安心感が大きな魅力。地元有力者との繋がりや若手コミュニティーの中でも一目置かれる存在の彼だからこそ可能なサーモンスイムや三陸でのダイビング。自然、文化、食を知り尽くした岩手マイスターの彼に任せておけば楽しい週末になること間違いなし!
クマちゃんのブログはこちら
スケジュール
2009/10 サーモンスイム、潜っているときの動画です。ココは浅いので流れが少し早いです。同行した早乙女氏撮影。
【日程】※2010年のものです。ご参考までに。
第一週目:2010.10.16(土)〜2010.10.17(日)
第二週目:2010.10.23(土)〜2010.10.24(日)
※最少催行人数は4名、一週における最大催行人数は10名まで
【スケジュール】
一日目(土曜日)
金曜の夜に車で関東を出発。もしくは明けて土曜の早朝出発。花巻まで約6時間の行程。
??:?? 花巻到着
08:00 花巻出発
10:00 三陸海岸到着
サケとの接し方、写真の撮り方などブリーフィング・準備
午前サーモンスイム(1回目)
12:15 お昼休憩
お弁当、もしくは近くの食堂にて食事
13:00 午後サーモンスイム(2回目)
14:30 終了・後片付け(現地ではシャワーが使えないので軽くお湯で流す程度。
その後近くの温泉を経由、もしくは花巻の温泉へ行く)
15:00 花巻に向け出発
途中、地元で有名なスイーツポイントへ〜!
17:30 花巻到着 温泉
20:00 ノンちゃんラーメンにて夕食。飲んで食っての大宴会!!
??:?? 就寝。
二日目(日曜日)
09:00 川へ出発 車で15分程
09:30 ブリーフィング・準備
10:00 サケ遡上観察(上流へ。撮影する人は入水も可だが、足を浸ける程度までに)
11:30 終了・後片付け
12:00 昼食
13:30 温泉〜
15:00 東京へ出発。運転に注意!
21:00 東京着。解散!
※スケジュールはあくまで大まかな時間割りであり、皆の意見などでフレキシブルに変更しましょう。
料金
現在調整中
Q&A
Q:潜るのはどんなところ?
A:サケとともに泳ぐことが出来る場所は、川の河口近くになります。河口といってもそれほど広くはなく、幅の広いところで約30m、水深が1m前後の場所ですので、足を着いて前かがみ、あるいは寝そべって頭が出るかでないかぐらいの体勢となります。タンクは使用せず、スノーケリングでのスイムです。従って必ずしもダイビングのCカードが必要という訳ではありません。
Q:必要な器材は?
A:水温が低いため、可能な限りの防寒をお勧めします。マスク、スノーケル、5mm以上のウエット(ドライ)スーツが最低限。フィンは無くても問題ありませんが、一応持っていっておいても良いでしょう。この装備で短時間なら耐えられますが、より長く浸かっていたい人はフード、ブーツも必携です。ウエイト、ウエイトベルトは現地にあります。
Q:ウエット(ドライ)スーツはレンタルできるの?
A:5mmのウエットスーツは一通りのサイズがレンタル可能です。ドライスーツはサイズがあまり無いと思っておいてください。レンタル料金はウエット、ドライとも1日1,000円。フードなどの小物は1日500円です。レンタルものはフィットするかどうか試してみるまでわからないものです。この機会にスーツ、フード、ブーツなどを購入しようと思う人はアドバイスしますのでご相談ください。ウエットを持っていない人でも、フードベストやブーツは南国でも使用できるので持っていて損は無いと思います。
Q:今回の日程中にダイビングは出来るの?
A:三陸海岸を潜る岩手のダイビングは非常に魅力的で、クマちゃんの最も得意とするアクティビティーですが、シーズンも終盤ということもあり今回のトリップではサーモンスイムのみということです。
Q:他に必要なものは?
A:かなり寒いので陸で過ごすときもダウンやニット帽など、関東の12月に相当する格好で丁度良いでしょう。スイム終了時の着替え場所は車かあるいは周辺の茂みぐらいしかありませんので、タオル地のポンチョなどがあれば便利です。
Q:スイムに当たっての注意点は?
A:自分が思っている以上に体は冷えていきます。特に日差しが無い時は水からあがってもどんどん体温が下がっていきます。低体温症を防ぐため、限界まで水に浸からないようにしましょう。一回のサーモンスイムは最大でも60分までとします。全身を浸けるとサケは体に当たってきてしまいますが、極力触らないように心がけましょう。
Q:関東からの出発時はどこに集まる?
A:その週に参加するメンツにもよりますが、基本的には都内のいずれか集まりやすい場所で集合し、車を出してくれる人あるいはレンタカーを取りにいった人が皆をピックアップして出発します。車2台を出す場合で、それぞれの終業時間にばらつきがある時は先発隊と後発隊に分かれるなど、臨機応変にやりましょう。
Q:新幹線やバス利用も可?(製作中)
A:可能です。金曜日の20:??東京発の東北新幹線で新花巻に??:??到着で土曜日からのスケジュールに合流可能です。クマちゃんに新花巻駅まで迎えに来てくれるとの事です。帰りは車のスペース次第では便乗可。勿論新幹線利用も可です。??:??に新花巻発??行き最終があります。
Q:カメラはどういうものが良い?
A:基本的にはダイビングで使用しているものをそのまま使用して問題ないでしょう。サケは頭まで浸かってしまえばレンズに当たってくるほど警戒心を解いてくるので、標準レンズ以上、出来ればワイドレンズでの撮影の方が迫力のある写真が撮りやすいと思います。自然光で十分に撮影できますが、表現方法によってはストロボを使用しても面白いでしょう。ちなみに僕は一眼レフの水中ハウジングにフィッシュアイレンズ+ストロボ2灯という装備で行きます。
Q:クマに襲われたりしないか?
A:岩手にはたくさん生存しているとは思いますが、基本的にツキノワグマはサケを食べないので鉢合わせることは少ないと思います。
お問い合わせ
2010年度結果報告
結果報告いたします。お楽しみに!
NOTICE!
当ホームページはダイビングショップの一環として現地オペレーターが行うサーモンスイムプログラムに参加したいという方に向けた情報サイトです。楠哲也はあくまでもトリップの同行者であり、ツアー主催者ではございません。道中で起こりうるトラブルや事故などに関しまして、一切の責任は各々にございます。保険に入るなどのリクスマネジメントはご自身で準備の上、参加願います。なおプログラムをお勧めし同行する以上、ハプニングが起きた場合には人道的な見地からの誠実な対応を心がけさせていただきます。







